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ケーススタディ03｜老人ホームの費用を押えて
ケーススタディ
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ホームを探すときは、自分の身体の状態や資産状況、暮らし方などにあわせて探す必要があります。お客様からよくご相談いただく事例を踏まえて、ホーム探しのポイントを公開します。
月17万円の年金暮らしで資産もほとんどありません。都心から遠くても良いので、安くて自然環境の良いホームはありませんか？
家庭菜園が趣味のTさん（75歳）。自宅の近所にある市民農園を借りてほぼ毎日野菜作りを楽しんでおり、今は身体も健康で丈夫です。しかし、3年前に癌を患っていた夫と死別したため、将来に不安を感じているそうです。希望は都心から離れていても構わないので、誰にも気兼ねなく、家庭菜園のある自然豊かなホームだそうです。夫の遺族年金を含め月17万円程度の年金があるそうですが、貯金は100万円ほどと、資産はほとんどない状態。娘が1人いますが、子育て中で援助は困難な状況です。
ポイントをおさえたホーム探しを！
「その他の料金」にもご注意を。
パンフレットやインターネットで掲載されている月額利用料金は「食費」「共益費（管理費）」「家賃」の大きく分けて3つが含まれていて、介護に掛かる費用は含まれていません。その他の費用として「介護保険の一割限度額分」「医療費」「オムツ代」の3つがどのホームでも共通して必要となる費用です。金額としては3つを合わせると、要支援1の方で月3万円程度、要介護5の方で月5万円程度です。もし要介護5になった時のことを考えると、掲載価格プラス月5万円程度を考慮する必要があります。年金が月17万円のTさんの場合、費用負担の少ないサービス付き高齢者向け住宅への申込みも同時に検討しましょう。
