「みんかい」とは | 民間介護施設紹介センター

ケーススタディ

ホームを探すときは、自分の身体の状態や資産状況、暮らし方などにあわせて探す必要があります。お客様からよくご相談いただく事例を踏まえて、ホーム探しのポイントを公開します。

CASE0808 要介護3の母が老健の退所期限が迫っています…。特養に入居するまでの間、入居できるホームを探しています。

ケーススタディ一覧にもどる

半年ほど前に脳出血で倒れたSさん(77歳)。急性期病院、リハビリ病院を経て現在は介護老人保健施設(老健)に入居しています。ある日、老健の相談員から娘さん(48歳)のところに「お母様の退去時期が迫っています。次の行き先を決めてください」との連絡がありました。その老健は3ヶ月しか入居できないとのことで、娘さんはお金のことも気がかりだったため、特別擁護老人ホーム(特養)への申し込みを行いました。しかし、ケアマネージャーには「2~3年待たされるかも」と言われてしまいました。そこで特養に入居できるようになるまで一時的に住めるホームを探すことにしました。Oさんの年金は15万円。娘さんも月数万円ならば支援できそうですが、一時的な住まいなので高い入居金を支払うつもりはありません。

プロのアドバイス

ポイントをおさえたホーム探しを!

相談員のアドバイス
1費用と距離、優先度を考える。

有料老人ホームの月額費用は地域によりますが15万円~25万円が相場です。今回のケースでは特養待ちなので入居金が0円のホームをお勧めします。しかし、このタイプは入居金に掛かるはずだった費用が月額費用に上乗せされているため、月額費用が30万円前後と高額になってしまいます。入居金が0円で月額費用も相場の価格ということもありますが、満室のところも多く、入居はかなり困難です。空室のあるところを探すとなれば、県外など遠方も視野に入れる必要があります。通いやすさか、費用か。優先事項をしっかり考えましょう。

ケーススタディ一覧にもどる