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ケーススタディ10|有料老人ホームと医療費
ケーススタディ
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ホームを探すときは、自分の身体の状態や資産状況、暮らし方などにあわせて探す必要があります。お客様からよくご相談いただく事例を踏まえて、ホーム探しのポイントを公開します。
大病を患った母は胃ろうと痰の吸引が不可欠です。そこで、医療ケアを受けながら入居できるホームを探しています。
Kさん(53歳)はお母様(80歳)と同居していましたが、お母様が多発性脳梗塞を発症し入院してしまいました。現在は医療措置として1日3回の胃ろうと、2時間おきの痰の吸引が必要となっています。そのため、Kさんは先生と相談の上、介護療養型医療施設への転院を考えました。しかし近隣では空室、またはベッドに空きが無かったため、看護師などが配備され、医療措置にも長けた有料老人ホームを転居候補として検討し始めました。お母様の年金は遺族年金を含め月25万円ほどあり、その他預貯金が3,000万円ほどあります。
ポイントをおさえたホーム探しを!
老人ホームは生活の場だと心得る。
介護療養型医療施設を希望される方の多くが「医師が24時間常駐していること」を挙げます。しかし、老人ホームは医療施設ではなく生活施設です。そのため、緊急時は家と同じように救急車を呼んで対応します。そのことを念頭においてホームを選びましょう。
看護師24時間常駐は費用に注意。
看護師が24時間常駐のホームは、通常の看護師日勤帯(9時~18時)常駐に比べて月額費用が高く設定されているので注意が必要です。看護師24時間常駐のホームを選択するのは夜間の医療行為が必要と考えられるので、医療費もかさみます。見学の際は身体の状態が近い方が月にいくら支払っているかなどを聞き、目安にすることが重要です。