ホームの選び方 | みんかい | 民間介護施設紹介センター

ホームの選び方

選び方基礎知識(生活面)

選び方基礎知識(生活面)

日々のレクリエーションと季節イベント

日々のレクリエーション

有料老人ホームは、日々行うレクリエーションと季節ごとに行うイベントや行事があります。入居者の暮らしに楽しみと生きがいを創出する為に、多くの介護施設は様々な工夫をしながら開催しております。
日々のレクリエーションは、リハビリを兼ねて取り組んでいるホームもございます。

  • 音 楽・・・歌を歌う
  • 体 育・・・体を動かす(風船バレーなど)
  • 家庭科・・・おやつ作り
  • 図画工作・・折り紙など

他に外部の先生を呼び、下記の様な専門的なレクリエーションに取り組んでいるホームもあります。
・俳句教室、書道教室、陶芸教室、華道教室、園芸教室、脳トレなど

季節イベント

また日々のレクリエーションの他に、季節行事に合わせたイベントなども開催しております。イベントや行事は季節感を感じるきっかけになり、毎日の暮らしに変化をもたらし、楽しみながら身体を動かす事で、職員や入居者同士でコミュニケーションをとるのにも大切な時間になります。

  • 夏祭り
  • クリスマス会
  • 誕生日会
  • 外出レク(バス観光)
  • レストランなど外食イベント

ホームによって、日々のレクリエーションや季節のイベントに対しての力の入れ方は違います。毎日何かしら行って、楽しそうな雰囲気を出しているホームもあれば、年間に数回のイベントしか行わないホームもあります。
見学に行って、どのような取り組みをしているか?また写真などを見せてもらうとイメージが湧き良いかと思います。また、外出レクリエーションを積極的に取り組んでいるホームは、職員の配置がとても大変ですが、入居者にとっては、生きがい、楽しみが増え、大切な時間になるでしょう。

入居者にとって、このようなイベントなどに強制的に参加させられるのでは?とお考えの方もいらっしゃいますが、入居者の意思を尊重して自由参加にしているホームが多いです。

食事について

有料老人ホームの場合は、1日3食、ホームが食事を提供します。ホームに入って、楽しみの一つに毎日の食事が挙げられます。一番重要なポイントは、高齢者の栄養バランスを考え、安心、安全の食事が提供されているかが重要です。
ほとんどのホームは栄養士の管理のもと、カロリーに関しては対応できていると思いますが、ホームによってばらつきがあるのが、下記の内容です。

  • 味付け(美味しさ)
  • 治療食への対応の有無カロリー制限、塩分制限など
  • 嚥下機能低下の為の形状キザミ食/ミキサー食/ソフト食
  • 食事が選択できるパンかごはんか選択できる。魚かお肉か選択できるなど

味付けに関しては、バラつきがありますし、好みもありますので、事前に、見学の時に試食などで味わってみる事をお勧めします。また、提供するタイミング(常に温かい状態で提供できているか)、盛り付け(見た目の配慮、食器などの色合い)などでもホームによって違います。

また、食事中のアルコール、好き嫌いなどは、ホームによって対応にばらつきがあります。ホームの見学は、試食付きの見学がお勧めです。

設備、ハードについて

ホームを選ぶ際には、上記で述べたような、ホームのサービスや内容を重視する事が最優先ですが、設備が充実していればなお良いです。

ただし、一番重要なのは、ハード面ではなく、介護される方の目線になって選ぶことが重要です。
たとえば、古く、生活感がある、アットホームなホームの方が落ち着く方もいらっしゃいます。

  • お部屋が狭くても…

    転倒のリスクがない、つたい歩きができる

  • トイレが引き戸ではなくカーテンでも…

    車いすで引き戸が開けられない方にはカーテンの方が良い

  • トイレがウォシュレットではなくても…

    入居される方はウォシュレットを利用したことがない

など相談者目線で無く、入居者の目線で選ぶ事が重要です。

その他の選ぶポイントは、

  • 重度の方の為に、機械浴があるか?
  • 緊急搬送の為にエレベーターにストレッチャーが入るか?
  • 居室のトイレも、左麻痺用、右麻痺用など工夫がされているか?
  • より自由な生活を営むために、居室にミニキッチンやユニットバスが備えられているか?(通常の介護付有料老人ホームではほとんどが備えられていない)

また、見学時のチェツクポイントはあくまでも参考程度にしてください。
実際のホームの雰囲気、スタッフの動きなどをチェックする事の方が重要です。