みんかいニュース | みんかい | 民間介護施設紹介センター

映画「83歳のやさしいスパイ」(みんかいレポート)


映画「83歳のやさしいスパイ」は、コロナ禍の老人ホームの真実を潜入捜査というカタチでお伝えしています。

83歳のやさしいスパイ

「老人ホームでの生活ってどういったものなのだろうか?」
イメージがつかないお客様もまだまだ多くいらっしゃいます。施設選びの際には、コロナの影響で施設見学ができる部分が限られています。

その為、生活の様子が見えてこないという方も多いのではないでしょうか。そういった方々にぜひ見てほしいドキュメンタリー映画です。

そして、家族が施設に入居されているならば、見終えた後に”会いに行きたくなる”と思います。83歳でスパイをした男性からのメッセージは…。

83歳のやさしいスパイ
映画ストーリー1

映画「83歳のやさしいスパイ」
映画に出演する入居者や介護施設は、実際に介護施設に住んでいる本物の入居者・施設職員たちである。施設の全面協力のもと、3ヶ月の長期にわたりカメラを回し続け、カメラを意識しない状態で撮影をしているため、入居者の自然体な姿が映っている。主人公と入居者との会話も台本のないリアルな日常会話であり、施設で実際に起きた出来事は現実のものであり、まさにドキュメンタリー映画。第93回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた作品である。

83歳のやさしいスパイ
映画ストーリー2

ある探偵事務所の求人の条件が「80歳〜90歳の男性」「普段から携帯などの電子機器が扱える」「長期出張可能」で、条件を満たした1人の男性が選ばれるところから物語が始まる。
その仕事の内容はなんと老人ホームへの潜入捜査だった。

83歳のやさしいスパイ
映画ストーリー3

依頼主は老人ホーム利用者の家族(娘)で、入居している母親元へ久しぶりに面会に行ったら元気がないため、施設からの虐待を疑っており、真実が知りたいという内容だった。主人公は老人ホームへ入居し、潜入調査を行ういわゆる「スパイ」の任務を遂行すべく、報告するために必要なスマホやビデオ録画ができるメガネ、ペン型録音機などを使って証拠を集めていく…

83歳のやさしいスパイ
映画ストーリー4

「捜査」を通じて一人一人の入居者と同じ“入居者”として同じ環境で過ごし、会話を通じてリアルな入居者の気持ちが伝わってくる作品。

作品名:「83歳のやさしいスパイ」
公開日:7月9日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
© 2021 Dogwoof Ltd – All Rights Reserved

監督・脚本:マイテ・アルベルディ 出演:セルヒオ・チャミー ロムロ・エイトケン
2020年/ドキュメンタリー/チリ・アメリカ・ドイツ・オランダ・スペイン/89分/カラー/ビスタ/5.1ch
日本語字幕:渡邉一治 配給・宣伝:アンプラグド 
公式サイト:http://83spy.com

【こんな入居者さんたちがいました】
・ 認知症の症状が日に日に進行していることが自分でも感じられ、不安で精神状態が不安定になってしまう女性
・人の物を自分の物だと勘違いし他人の部屋に入っては盗みを働く女性
・家に帰りたいと施設の出入り口に入り浸っている女性

〜感想〜
施設での様子は、普段の老人ホームではごく当たり前の日常の一幕であり、現役で働いている人にも共感されることは間違いないと感じました。
見終えた後には入居者の家族に会えない寂しさと孤独な気持ちに焦点を当てた、入居者の本音に気づかされます。そして仕事で忙しくて施設にいる親へ面会に行けていない娘息子が見たら、自分たちを見つめ直し「ちょっと面会に行こうかな」「電話してみようかな」そんな想いにさせられるのではないかと思いました。

実際の施設にて撮影をしていますが、施設側がよく協力してくれたなぁと本来だったら職員の方々が嫌がりそうな気がしてしまいますが…海外の施設ではありますが、日本とさほど変わらない日常風景が描かれています。
83歳でスパイをした男性からのメッセージは…。

(文 みんかい事業推進部 加藤春奈)